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渡辺 くにたか(訓任) 二宮町 町会議員

二宮町 日本共産党 生活 福祉 教育

小布施町・高山村視察報告 ③高山村地力増進施設 

 

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発酵過程の前に、この施設で家畜糞、生ゴミ、おがくずなどを混ぜる(水分調整が発酵制御の重要なノウハウ)

 高山村は前の仕事でも何度か訪れましたが、改めて議会として伺い、地力増進施設の見学をさせていただきました。役場では村長・議長が揃って対応をいただきました。高山村は、最近は「日本で最も美しい村」連合に2010年加盟、さらに、志賀高原ユネスコ・エコパークにも全村が登録されました。主力産業は農業で、果樹栽培も盛んです。ワインブドウの生産も近年増加し、製造したワインは高い評価を得ているとのこと。何よりも、アンチ・エイジングの里として健康寿命を延ばすために、食・環境・運動・生きがいなどの目標を統合する施策を推進しています。また、10月には砂防ダムを利用した小水力発電所を稼働させたばかりで、太陽光発電パネルと合わせると、電力も地産地消を進めています。伺っていると、移住してみたくなるような魅力と自信にあふれたお話でした。
さて、地力増進施設の建設の発端は、家畜糞をどう処理するかでした。他先進地で、においのしない酪農を視察し、それをぜひ高山村でもやろうということになり、職員の努力と有効な菌の導入で昭和57年に実現したとのことです。現在の施設は、さらに改善を加え、平成10年に稼働したものです。

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発酵ラインの入口―家畜糞と生ゴミのにおいもします。

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発酵ラインの出口―発酵が終わると、臭いが無く、さらさらに。

 約100mの温室のような発酵ラインの入口に、家畜糞・生ゴミ・きのこの菌床くずをあらかじめまぜたものを置きます。それを機械が押していき、約90日でもう一方の出口へ。入口ではべとべとで臭いものが、発酵の過程を経て、出口ではさらさらの無臭の堆肥に。
 東日本大震災の後、セシウムが検出されたこともあり、品質の安定には苦労されているようです。年間材料としては約2000トンを処理、町内での供給と需要はバランスが取れているようです。この施設そのものは二宮町で設置することはできないにしても、資源の活用もしくは町としての生ゴミの排出を減らしていく考え方・方策の一つとしては有効だと思われました。

***

 普段は通り過ぎる自治体も、議会・行政の方からお話を伺うことで違って見えてきました。 二日間の視察でしたが、先進的な事例に触れることで刺激になった一方で、財政や人の問題は共通の課題であり、悩みであることも実感。 これを機に町の課題についてもさらに掘り下げていきたいと感じています。

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