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渡辺 くにたか(訓任) 二宮町 町会議員

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無理が通れば道理が引っ込む(議員提案が陳情を追い越す) 

 

二宮町の議会運営に汚点を残すことになった8月31日の議会運営委員会

この日「公立小中学校における空調設備設置の導入促進に関する意見書」(提出者:前田議員、賛成者:二宮、善波、野地、柳川議員)が9月定例議会の追加議案として提案されました。これは、国・県に対して、公立高校にエアコンを設置するために十分な予算措置を求める意見書を提出するというものです。内容については、概ね賛同できるものです。しかし、8月28日の議会運営委員会ではすでに、同様の主旨意見書作成を含む陳情を教育福祉常任委員会で付託することが決まっていました。提案者は、一日でも早く意見書を国・県に届けるためには初日即決しかないという理由を挙げていました。

本件に関する議会の日程は次のようになります。
9月7日: 議員提案の審議と決議(エアコン設置の予算措置を国・県に求める意見書)
9月10日:教育福祉常任委員会で、陳情を審査(エアコン設置の予算措置を国・県にもとめる意見書については除外)
10月1日:教育福祉常任委員長が、陳情の審査結果を本会議で報告。採択。

このことで、議会基本条例に定めた下記の内容を否定することになります。
(前文)より多くの民意を反映した討議と議決をしなければならない。
(第15条)議会は、請願及び陳情を政策提案と位置づけ、審議において提出者の意見を聴く機会を設けることができる。

さらに、提案者である前田議員は、教育福祉常任委員会の委員長を務めているため、教育福祉常任委員会に付託された陳情の審議の幅を自ら狭めることになります。 議会全員協議会で、提案者の交代という意見も出しましたが、議会運営協議会開催時に提案者は変更されませんでした。

意見書を教育福祉常任委員会に付託できなかったか
私は、この日程変更について、議会運営委員会と、先だって開催された議会全員運営委員会で次の提案をしました。
1.議員提案を本会議即決とせずに、常任委員会に付託し、陳情と一括して審査する。
2.通例ではないが、陳情結果と意見書について、9月12日の常任委員長の条例審査報告に合わせて本会議での報告と採択を行う。

議員提案は、提案者と1名の賛同者があれば、行うことができます。これは、大変重要な権利で保障されなくてはなりません(議案提案権)。
しかし、一時不再議の原則があり、議員提案が初日に審議されると、委員会の陳情審査ではこの点について審議ができません。今回は議員提案が、先だって提出されていた陳情者の意見を封じてしまうことになる=議会が町民の意見表明を妨げる ことになることを危惧しました。 この二つの矛盾を解消し、陳情提出を早くするには、委員会に付託するほかないと考えました。

本当に予算委員会前の本会議での採択は不可能なのか?
議会運営委員長も前例は無いが「禁止されていない」としましたが、議会事務局は陳情採択の日程を最終日から前倒しができないと態度を変えませんでした。決算審査特別委員会開催までには12日に準備・調整が間に合わなかったとしても、14,19日の2回の本会議が予定されており、内容的にはほぼ合意されている意見書について時間を取ることはできなかったでしょうか。
また、本意見書の採択が10月1日になることも待てなかったのでしょうか。

****
議員提案の意見書について、内容としては、概ね賛同できるもので、児童生徒、保護者の今後を考えると、賛成の方向で検討をしています。(議員提案に反対すると、今度は同趣旨の意見書は9月定例会中では採択できなくなる) 
私は、今回の議会運営の決定は、陳情提出者とその陳情を支える多くの方々の気持ちに反するもので、二宮町議会運営の歴史に汚点を残すものだと感じています。






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