FC2ブログ

渡辺 くにたか(訓任) 二宮町 町会議員

二宮町 日本共産党 生活 福祉 教育

にのみや新聞 こんにちは渡辺くにたかです 25号 できました 

 

にのみや新聞「こんにちは渡辺くにたかです 25号」ができました。
6月定例議会について、一般質問と補正予算、陳情の審議を紹介します。


こんにちは渡辺くにたかです#25_ページ_1FC2用
こんにちは渡辺くにたかです#25_ページ_2fc2

ファイルは写真形式(JPEG)です。
細かくて読めない場合は、お手数ですが別ブラウザでご覧ください。
現物配達ご希望のかた、PDF形式のメールをご希望の方はお知らせください。







category: 未分類

tb: --   cm: 0

△top

道徳教科書を見て愕然とする 

 

KIMG0012.jpg

意欲や達成度の自己評価は危険

 町図書館での教科書展示は7月1日で終わりました。実際に手に取ってみた方からの心配の声、自分が調べて気が付いたところを紹介します。 町の図書館では、教科書の展示書棚があり、自由に閲覧ができて良かったです。
 しかし、見れば見るほど、特別な教科「道徳」というものがますますおかしなものであると感じます。

徳目の達成を数字・記号で評価?

展示されていたのは、8社でした。 
会社によっては、単元や学期ごとに自己評価を求めるものがありました。(まとめを書くのに、別冊ノートになっているところもありました)
◆レベル1(意味はわかるけど、大切さは感じない)から4(大切さや意味は理解していて、多くの場面で、態度や行動に出ている)まで。
◆単元ごとに1から5段階の自己評価。
◆学びの振り返りの中で、A(意欲的にできた)・B・C・D(できなかった)
◆心輝き度(☆三つで評価)
 道徳の教科化に際して指摘される大きな問題は「評価」です。
 その評価を生徒にさせることは、教師による評価を意識しての言動に変わることや、自尊感情を傷つけることにつながらないでしょうか。もともと、道徳という教科で、評価をすること自体が、こころの中にずかずか入っていって、考えを評価することに繋がります。

おかしいぞ 現役総理大臣の演説を載せる教科書

 日本教科書は、3年生では「伊勢の神宮」を、2年生では「和解の力」という安倍首相のアメリカでの演説の抜粋を取り上げています。特定の宗教や特定の現職政治家を教科書に載せることは許されないのでは。
 日本教科書は、設立の経緯と人脈で、侵略戦争を美化する歴史・公民教科書を発行する育鵬社との強い関わりが指摘されています。
 
論点の誘導・ 価値観の押し付けは無いか
 道徳の教科書では、文科省が示す24の内容につながる材料(読物)を載せ、その後に考える上の観点を提示する形をとっています。 8社で共通に取り上げられている「二通の手紙」は、4「主として集団や社会とのかかわりに関すること」を考える教材です。
 
◆あらすじ◆動物園係員の元さんは、園にやってきた幼い姉弟を、規則に反して、保護者同伴なしに、入園時間を過ぎて、入園をさせました。閉園時間を過ぎても姉弟が現れないことから大騒ぎになり、二人は無事遊んでいるところを見つかるのですが、元さんは二人の母親から事情を話したお礼の手紙と懲戒処分の通告を受けとります。元さんは晴れ晴れとした顔で身の回りを片付け辞職します。

 本来、この話は「順法精神」と「思いやり」の葛藤を考える教材と思われます。私は、この話を8社が採用していることに深い失望を感じています。内容がすごく薄っぺらく感じます。
 二社は「決まりや法は何のためにあるのだろう」「決まりは何のためにあるのだろうか」と投げかけています。一方、他では「元さんが晴れ晴れとして辞職をしたのはなぜだろう」「社会の中で規則や決まりを守ることが大切なのはなぜだろう」と、決まりを守ること、守ることの責任へ重みをつけている印象は否めません。
 文科省の示す道徳教育の内容には2「主として他の人とのかかわりに関すること」とその中に人間愛や寛容というものがあります。結論として「法やきまりの意義を理解し,遵(じゅん)守するとともに,自他の権利を重んじ義務を確実に果たして,社会の秩序と規律を高めるように努める」という内容が優先されるよう誘導されるならば大変なことです。

 もともと、道徳で取り上げられている内容は、他教科で触れたり、自分で答えを探すことをしたと思います。国語や社会の教材でも、いろいろ考えることがあった。問題にぶつかった時に、自分で読む本を探したり、人に相談することで答えを求めることが成長ではないのか。指導内容に合う実際の話・伝記や作り話がすでに教科書にあって、それを読んで話し合う。 思っただけでも悪寒が走ります。日本人の人格はますます薄っぺらになってしまうのでは。

 町では道徳教科書の展示は終わりましたが、皆さんも是非手に取ってみていただきたいと思う次第です。
 

category: 未分類

tb: --   cm: 0

△top