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渡辺 くにたか(訓任) 二宮町 町会議員

二宮町 日本共産党 生活 福祉 教育

国保限度額値上げは反対(6月議会初日の報告) 

 

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6月議会が始まりました。
開会日の初日、即決議案の2件を除いて、常任委員会への付託の案件を決め、報告を4件受けました。 即決議案の一つは人事案件で、安部政策総務企画部長を町固定資産評価員に選任する件。 安部氏が総務部長であった時期に同じ固定資産評価員を務めていたことがあり経験があり、問題は無いものと考え、同意しました。

二つめの即決案件は「国民健康保険税条例の一部を改正する条例」に関する専決処分の承認について。この根拠にあたる地方税法の一部改正が今年3月29日に可決され、3月31日交付、4月1日施行というスケジュールで、議会を開催できなかったというのが専決処分の理由です。
 内容は①国民健康保険税を構成する医療費分と後期高齢者支援金分の課税限度額をそれぞれ2万円上げる。②所得の低い方の減額基準について、世帯一人当たりの所得基準額を5割減額の場合は5000円、2割減額の場合を1万円ずつ引き上げるものです。課税限度額が上がることで最高負担額は最大4万円上がります。一方、所得基準額が上がると、減額を受けることのできる世帯数が増えます。
 質問に対して、課税額が上がるのは12世帯で24万円。一方、減額されるのは27世帯で99万2500円の試算と町は回答。国民健康保険の低所得者対策支援金としてには国からは2000万円が支給されています。今回増税にあたるのは4人家族で収入としては1000万円ぐらいの世帯です。
 私は、①減額措置の対象者拡大と課税最高額の引き上げを抱き合わせにするのは納得できない、②最大4万円の課税強化は大きい負担増であり、③減税対象者の拡大と収入源に対しては本来国の支援金を充てるべきだ。の3点から反対をしました。(反対1で可決)
 それにしても、3月29日国会の議決で、4月1日施行ということになると、各国保を運営する自治体でまともに審議ができないのは当然。3月の議会全員協議会で、本議案についての説明はありましたが、審議に与えらた時間は本会議での一人3回までの質疑と討論のみ。町民にとって大切な国保運営についての審議には「不十分だった」感をぬぐえません。

町からは①2015年度の土地開発公社の事業報告及び決算報告、②一般会計予算継続費繰越計算書、③一般会計予算繰越明許費繰越計算書、④下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書 の4件の報告がありました。報告は質疑が無く、町からの一方的なものです。

土地開発公社はいつまで置いておくの?
 土地開発公社は公共事業に必要な土地の先行取得などを役割として発足しましたが、現在は保有する土地も無く、現預金のみを保有し、預金利子のみがお金の動きです。動きの無い公社の維持・存続について検討する必要を感じます。

財源変更は議会審議の必要なし?
継続費については梅沢人道橋補修事業以外はほぼ全額が執行される見込みです。(単位 円)
事業名         継続費 継続費予算現額 支出済み額及び支出見込み額     残額
地域予算計画策定  2,565,000     1,410,000   1,409,400              600
道路台帳電子化整備  13,879,000    4,674,000   4,673,862              138
梅沢人道橋補修  67,455,000   39,992,000        0          39,992,000
都市計画基本図作成  8,565,000     3,370,000   3,369,600              400
計         92,464,000    49,446,000   9,452,862          39,993,138
梅沢人道橋補修工事は、JR東日本が他区間での事故原因究明まで工事を停止していたため、完成が遅れます。

繰越明許費(平成27年度の事業であるが、何らかの事情で平成28年度内に実施するもの)の「にのみやLife」全国展開シティプロモーション事業については、もともと国の地方創生加速化交付金2,020万円を財源とする予算でした。しかし、その不交付が決まったため、財源を100%一般財源に移し替え、事業費はそのまま2,020万円を残しています。財源変更の是非について当該課に確認した結果、補正予算承認は財源ではなく事業の承認であるので可能との答え。確かに、国県支出金の増減に伴っての一般財源からの支出の増減はあることですが、100%国支出の事業が100%町支出の事業になるのとは釈然としないものがあります。繰越明許とされたこの予算は全会一致で財源と合わせて補正予算として承認されましたが、私を含め複数の議員が2200万円という大きな額を町の一般財源から支出するということには賛成できないとの立場です。シティプロモーション事業に町一般財源を使うことについては後日決算での審議になります。

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子ども医療費助成ー自治体へのペナルティ見直し先送り 

 

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=一億総活躍プランで=
「子ども医療費助成ペナルティ見直し」は先送り。

 自治体が独自に実施する小児医療費の補助に対して国は国民健康保険への国庫負担を減額しています。この減額調整措置について、6月2日発表の一億総活躍プランでは「子どもの医療制度の在り方等に関する検討会での取りまとめを踏まえ、見直しを含め検討し、年末までに結論を得る」というところに留まりました。

 今年3月の上記「検討会」の意見取りまとめでは、減額措置については「賛否両面から様々な意見があったが、『一億総活躍社会』に向けて政府全体として少子化対策を推進する中で、地方自治体の取組を支援する観点から、早急に見直すべきとの意見が大勢を占めた」としていました。 
 (「検討会」の取りまとめには、地域での子どもの医療に対する支援や切れ目のない医療体制など、貴重な提言が含まれています。)
 その後5月26日の厚労省の審議会で、経団連が「コスト意識を持ってもらうために自己負担が必要」として助成の拡充や減額措置に反対の考えを主張したとのこと。同審議会で日本医師会は「過剰な診療ではなく、助けなければならない人を助けている」、自治体からは「全国一律の制度にすべき。少子化対策になる」との指摘があったとも伝えられています。

 本当に無料になることで頻回受診や無駄な受診が増えるかという点では、「何度も医者に連れて行ったりする」時間もないとの声が多いのです。 
二宮町3月議会では、減額調整廃止の国への意見書を渡辺、露木、一石の3議員で提案しましたが、「国が検討している、町からも要望を上げている」として否決されていました。日本共産党は小学校就学前の医療費を所得制限なしで無料にする国の制度を確立し、自治体への罰則は廃止すべきと主張しています。二宮町では、一歩進んで中学校までの医療費無料化が実現しており、この制度を守るためにも、自治体独自施策に対する国庫負担の減額調整廃止の撤廃を求めて行きます。また、引き続き所得制限の撤廃の取組みを続けます。

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猫に投票するネズミ:私たちは猫を選んでいるのでは? 

 

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5月29日(日)にPEACE&LIBERTYが主催した勉強会。講師は、上智大名誉教授でメディア論が専門の石川旺氏。
その中で、「猫に投票するネズミ」の話がありました。 もっと知りたいと思い、少し調べてみると、この話は1944年、カナダでTommy Douglasがスピーチしたもの。 彼は、カナダで初めて社会党政権を率いた方であり、カナダの医療保険制度を作った方です。私なりに、彼のスピーチを訳してみました。
読めば恐ろしい。今の日本の私たちが置かれている状況とあまりにも似ていませんか? 猫に投票しようとしている皆さん、今度の選挙こそネズミの代表を選ばねば… 
和約が稚拙かもしれませんが、ご容赦ください。(Governmentについては、政府とすべきか、政権とすべきか、良い訳があれば教えてください)

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これは、マウスランド【ネズミの国】の話。マウスランドは小さなネズミたちが生きて、遊び、そして、生まれて死んでいくところ。私たちと同じような暮らしを営んでいました。
ネズミたちには議会もありました。4年ごとに選挙が行われていました。昔は投票のため歩いていきましたが、車に乗って投票に行くものもいました。次の4年そしてその後も乗って行ったのです。あなたと私のように。投票日には小さなネズミたちは投票に行って、選挙で政府を選んでいたのです。
政府は、大きな、太った、黒い猫たちがつくっていました。
もし、ネズミたちが猫からなる政府を選んでいるのを妙に思うならば、カナダのこの90年の歴史を見てほしいのです。ネズミたちが我々よりももっとバカだというわけではないことに気づくでしょう。
私は何も猫が悪いとは言ってません。彼らは尊厳をもって猫の政府を運営していました。猫たちは良い法律を成立させました。猫たちに良い法律です。猫たちには良くてもネズミたちには良くないものでした。法律の一つは、ネズミの穴はネコの前足が入る大きさでなくてはならないというもので、別の一つはネズミが走る速さの規制、それにより猫たちは大した努力もせずに朝飯を捕まえることができるものでした。
新しい法律は良い法律。猫たちにとっては。しかし、ネズミたちには厳しいものでした。生活は厳しく辛くなりました。ネズミたちは、これ以上我慢ならないというところへ来て、何かをしなくてはと決心。彼らはひとまとまりになって投票に。そして、今度は黒い猫を追い出して、白い猫たちに投票しました。
白い猫たちはすばらしいキャンペーンを始めました。猫たちは「すべてのマウスランドにはさらなるビジョンが必要だ」といい、「マウスランドの問題はネズミの穴が丸いことなのだ。私たちに入れてくれたら、穴を四角くしよう」と言い、その通りにしました。すると、四角い穴はもとの丸い穴の倍の大きさになり、猫は両手を入れることができるようになりました。ネズミたちの生活は以前より厳しくなりました。
ネズミたちが我慢できなくなると、次に白い猫は止めて、また黒い猫に入れました。白い猫になったり、黒い猫になったり。ネズミたちが連合と呼ぶ白黒半々の猫も試しました。また、斑点の猫からできた政府になることもありました。その猫たちはネズミのような声を出しても猫のようにネズミを食べることは変わりありませんでした。
おわかりでしょう、友達の皆さん。問題は猫の色では無かったのです。問題は彼らが猫であったことです。猫だから自然とネズミではなく猫の面倒を見たというだけです。
最近、一匹の小さなネズミがひらめきました。皆さん、そのアイデアに注目です。そのネズミは友達に言いました。「なあ、どうして猫の政府を選び続けるんだい? どうしてネズミの政府を選ばないの?」「おーっ」ネズミたちが言いました。「奴はボルシェビキだ。捕まえろ。」
ネズミたちはそのネズミを投獄してしまいました。
しかし、私は思い出してほしいんです。ネズミや人間はひっくくることができても、考えというものをつなぐことはできない事です。 
Tommy Douglas, 1944年の演説

This is the story of a place called Mouseland. Mouseland was a place where all the little mice lived and played, were born and died. And they lived much the same as you and I do.
They even had a parliament. And every four years they had an election. Used to walk to the polls and cast their ballots. Some of them even got a ride to the polls. And got a ride for the next four years afterwards, too. Just like you and me. And every time on election day all the little mice used to go to the ballot box and they used to elect a government.
A government made up of big, fat, black cats.
Now if you think it strange that mice should elect a government of cats, look at the history of Canada for the last 90 years and maybe you'll see they weren't any stupider then us.
Now I'm not saying anything against the cats. They conducted their government with dignity. They passed good laws - that is, laws that were good for cats. But the laws that were good for cats weren't very good for mice. One of the laws said that mouse holes had to be big enough so a cat could get his paw in. Another law said that mice could only run at certain speeds - so a cat could get his breakfast without too much effort.
All the laws were good laws. For cats. But, oh, they were hard on mice. And life was getting harder and harder. And when the mice couldn't put up with it any more, they decided that something had to be done. So they went en masse to the polls. They voted the black cats out. They put in white cats.
Now the white cats had put up a terrific campaign. They said, "All Mouseland needs is more vision." They said, "The trouble with Mouseland is the round mouse holes. If you put us in we'll make square mouse holes." And they did. And the square mouse holes were twice as big as the round ones, and now a cat could get both paws in.
And life was tougher then ever.
And when they couldn't take that anymore, they voted the white cats out and black ones in again. Then they went back to white cats. Then to black cats. They even tried half black and half white cats. And they called that a coalition. They even got one government made up of cats with spots on them: They were cats that tried to make a noise like a mouse but ate like a cat.
You see, my friends, the trouble wasn't with the colour of the cat. The trouble was that they were cats. And because they were cats, they naturally looked after cats instead of mice.
Presently there came along one little mouse who had an idea. My friends, watch out for the little fellow with an idea. And he said to the other mice, "Look fellows, why do we keep electing a government made up of cats? Why don't we elect a government made up of mice?" "Oh," they said, "he’s a Bolshevik. Lock him up!"
So they put him in jail.
But I want to remind you: That you can lock up a mouse or a man but you can't lock up an idea.
- Tommy Douglas, 1944

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